【へらぶな】宙釣り
- エサ
- 淡水(河川・湖沼)
宙釣りとは
宙とは水面直下から底付近までの幅広い層(棚)を指し、エサが底に着いてない状態での釣りを宙釣りと言います。
基本的に活性の高い時の釣りで、春から秋にかけてがメインとなる。
手返し重視の攻めの釣りとも言え、シーズン的にもビギナーにお薦めの釣り方となります。
▼基本の釣り方・必要な道具
浅ダナメーター釣り
【竿】
8~15尺のへら竿
【道糸】
0.6~1号
【ウキ】
ボディ長4~8cm
【ハリ】
3~6号 4.5号メイン
【オモリ】
板オモリ0.25mm厚
【ハリス】
0.3~0.5号
【ワンポイント】
釣り場の規定で、ウキ止めからオモリまでの距離が1mのタナを釣るもっともポピュラーな釣り方です。
ヘラブナの活性が高い時期はエサを求めて足元まで寄ってくるので、使用する竿は短めで8~11尺位でも十分楽しめます。
ウキ下の距離が短い分、比較的オモリ負荷の小さいウキを選ぶ事が重要です。
深宙(チョーチン)釣り
【竿】
13~21尺のへら竿
【道糸】
0.8~1.2号
【ウキ】
ボディ長10~15cm
【ハリ】
5〜8号
【オモリ】
板オモリ0.25mm厚
【ハリス】
0.4~0.5号
【ワンポイント】
竿の長さにかかわらず、竿の長さいっぱいの宙のタナを釣るのが深宙(チョーチン)釣りです。
つまり、竿の長さが釣りをするタナとなります。
ウキが穂先近くにあるため、エサを遠くに飛ばす必要がありません。
深いタナから釣り上げるへらぶなは醍醐味があります。
ウキの動きとエサの調整
【ウキが動かない・アタリが無い】
★できるだけ角をつけてエサをうつ
出来るだけ角を付けたラフなエサでバラケを良くし、魚を寄せる。
【ウキが立たない・なじまない】
★できるだけ丸くしてエサをうつ
魚が寄りすぎたりエサがバラケ過ぎているのが原因。エサを出来るだけ丸くしてバラケを抑える。
【アタリがあるが乗らない】
エサが硬くすっぽ抜けているかもしれないので、エサを柔らかくしてみる。
【ウキが動くだけでアタリが出ない】
エサが柔らか過ぎる可能性があるので、軽く練ってバラケを抑えてみる。
※安全のため救命具・滑止履物・帽子・偏光グラスを着用の上、釣りを楽しみましょう。
※釣行の際は事前に最新の現地の情報をご確認の上、お出掛けください。