横浜磯子店

毎度ありがとうございます。
キャスティング横浜磯子店の奈良です。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を受け、中止を余儀なくされていた当セミナーですが、満を持して３年ぶりの開催となりました。
感染症対策のもと、今回も心強い講師方をお迎えし、実釣を交えての講習会を実施致しました。

今回は海上保安庁のご協力もいただき、海上の安全を守るプロの視点からのアドバイスをいただける機会ともなりました。

ウェーディングにおける安全装備の基本的な知識や実釣時におけるマナーをはじめ、安全に立ち回るためのリスク管理について詳しく講習がなされました。

講習内容
・ウェーディング時に起こる危険性
⇒エイによる怪我。気象・潮位変動による遭難、転倒、霧による進路見失い。
・ウェーディングの安全装備
⇒フローティングベストの正しい着用、選び方。フラッシャーの着用。エイガードやウェーディングスタッフなどを使用したエイ被害防止。
・安全を担保するリスク管理
⇒エントリーするタイミングや、上がるタイミング。
⇒明るい時間帯に地形の把握とルートの確認。帰るときの目印を決めておく。終了時間を決め干潮までに帰着する。
⇒経験者と同行する。風速や波高による判断　決して無理をしないこと。
・実釣時のマナー
⇒他のアングラーとの距離感、先行者優先、他のアングラーのトレースコースの把握。など

海上保安庁から
・海ではどんな危険が潜んでいるのか。
・死亡事故につながる様々な要因
・事例をもとに事故をどのように回避できるか
【注意する点】
・単独行動をしない
・釣行計画を第三者に伝える
・立ち入り禁止区域に入らない
・ライフジャケットの着用と携帯電話を携帯する。
・118番通報について。など

貴重な講習をしていただきました！

『安全』を最大のテーマとして理解を深めた後は、講師が引率したグループに分かれ実釣を開始しました。

当日は北寄りの風が強く吹いておりましたが、うねりや波高の影響は受けずに済みました。
最近の状況はベイトが少なかったり、ベイトがいても回遊してくるシーバスの個体が少なく厳しい状況の事前情報のもと釣りがスタート。

エントリー時の潮位やルート、地形や地質など説明を受けつつ、状況に対しての釣り方などプロの釣りも見ながら実釣できました。
釣果に関してはやはり渋かったものの、お客様で最大78ｃｍの秋らしい個体や65ｃｍの大型ヒラメなど、中には惜しくも良型をバラしてしまった方も。このフィールドだからこそ手に取れる魚を見ることができましたし、実体験を通してウェーディングの釣りの楽しさや安全面で注意すべきことをリアルタイムで体験しながら知識も深めることができました。

実釣は干潮を待たず時間通りに帰着し、今年も無事に講習を終了することができました。

このセミナーを通して学ばれたこと感じたことを忘れず、今後も無理をせず安全にウェーディングを楽しんでいただければと思います。

ご協力いただいた関係者様

【株式会社アピア 様、株式会社ロンジン 様、株式会社ポジドライブガレージ 様、ブレイズアイ 様、グローブライド株式会社 様、株式会社ツネミ 様、株式会社双進 様、海上保安庁 様　順不同】

今回はご参加いただいたお客様、ご協力いただいたメーカー様、プロスタッフ様、社員様、海上保安庁 様、会場管理事務局 様にこの場を借りて心より感謝申し上げます。

合同開催　キャスティング木更津店・キャスティング八王子店

企画　キャスティング横浜磯子店　
担当　奈良