木更津店

船釣り担当の谷川です。
さて、今回ご紹介するのは、秋～春を代表する船イカ釣りの花形・ヤリイカ釣りの仕掛けの選び方です。最初に極論から言うと、最近の仕掛けならほぼどれでも釣れます。しかし、些細なヒントを頼りに的を絞ったりこだわれば、さらに高確率で本命をゲットできるようになりますので、参考までにどうぞ。
①ヤリイカは意外と臆病！？……スルメイカとの大きな違いがここにあります。そのため、プラヅノの大きさから仕掛けの動かし方（誘い方）、カラーセレクト、タックル等までスルメイカよりも一回り小さく、動きや色も抑え気味なものを選ぶとよいでしょう。
②プラヅノの大きさは１１ｃｍ、シングルカンナが基本……①でも書いたとおり、１１ｃｍを使います。カラーは各色の寒暖（寒色＝ケイムラ、薄いブルー等の淡い色、暖色＝ピンクや黄緑等の明るくはっきりとした色）を基準に交互に混ぜるのが基本。また、赤→ピンク、濃いピンク→薄いピンクといったような色を好む傾向にあります。カンナ（ハリ）は、オマツリ時のトラブル等から千葉県の多くの船宿ではシングルタイプを選ばれる傾向にあります。（ダブルは船宿に要電話確認）
③ウキスッテは釣れます……浮力を持たないプラヅノと比べ、浮力を持つウキスッテはアピール抜群。そのため多くの人に好まれています。しかし、外道の代表・サバが多い時は、真っ先にウキスッテが狙われるため、ウキスッテを入れた仕掛けと入れない仕掛けを用意した方がよいでしょう。また、一日の使用組数は全部で５組前後は用意したいところ。

④中オモリは不要……スルメイカやアカムツで代表される中オモリ。浅場のカワハギ釣りでもよく使われています。これらを入れる理由は、仕掛けに動きを増すためです。しかし、①でも書いたとおり、ヤリイカにはそこまで大きなアクションは必要ありませんし、仕掛けの長さが長いイカ釣りにおいてはオマツリの原因にもなりますのであまりオススメしません。ただし、もし入れるのであれば、１０号程度の軽めを選びます。仕掛けの動きのためではなく、取り込みをやりやすくするために使用する人もいます。また、中オモリに代わり大き目で強靭なヨリトリリングはあった方がいいと思います。こちらも取り込みをスムーズにするためです。

⑥数釣りたいのなら手返しが重要！……イカでもカワハギでもなんでもそうだと思いますが、人よりも数を狙う場合は１にも２にも手返しアップを心掛けましょう。そのためには、写真の様なサバはずしやイカ〆のグッズもありますし、指サック等も便利です。あるいはタックルに最新の機能を求めるもよし、ですが、忘れてはならないのが座席周りの整理。どこに何を置くと自然に動けるということをイメージしておくことも大切です。
ほか様々な要素が詰まった釣り物ですので、気になる方は、ぜひ当店まで足をお運びくださいませ♪

また、船釣りにかかわらず各メーカーのNEWカタログや新製品の予約も随時受け付けておりますので、ぜひお越しくださいます！！！