福岡店

高級魚として知られるアマダイですが、船釣りのターゲットとしては高級なだけあってなかなか難しさもあり、腕の差が出る釣りものです。
狙って釣るとなると簡単な魚ではないですが、そのぶんあの手この手を講じる楽しさがあり、釣れたときの感動はその魚体の美しさも手伝って一言では言い現わせないものがあります。
もちろん食味も最高の魚です。

そんなアマダイを狙って北九州の門司・大里港出船「宝生丸」さんに釣行してきました。
宝生丸さんではアマダイを中心にイトヨリ、レンコダイ、根魚などなどを狙った「アマダイ五目」が楽しめます。
延縄漁もされている山崎船長が魅惑の釣り場へと連れていってくれる大人気の船釣りです！

宝生丸さんのアマダイ五目釣りでは胴突き仕掛け、釣り場によりオモリ60号～100号を使用します。
釣行当日は80号のオモリをメインで使用しました。
穂先に出るアタリを目感度で取る釣りですので穂先感度が重要です。アタリの取りやすい82調子のロッドを使いたいところですが、掛かる魚は良型も多く、電動中速程度で大事に巻き上げてきますので、ロッドは73調子、オモリ80号で穂持ち部が残る程度のハリ感があるライトゲームロッドがおすすめです。

開始早々アタリがあり、船中続々と魚があがります。
魚はたくさんいる様子ですがシーズン序盤の現在は水温がまだ低く魚は底付近中心にアタってきます。「タナの違いで釣り分ける」といった釣り方は合わない様子で、底を感じながらオモリを上げ下げし、穂先に出るアタリをよく見ながら積極的に聞き気味の合わせを入れてとにかく釣っていく釣り方が良さそうでした。
アタリは微妙なものが多いので置き竿よりもやはり手持ちが有利、小型電動リールに感度の良いライトゲームロッドの組み合わせがオススメです。

ダイワのロッドラインナップでこの釣りにオススメなのは…
・（新製品）極鋭コンセプトゲームL H-180AGS,L H-225AGS　
・リーディング73 MH190,73 MH-185MT
などのライトゲームロッドのＭＨやＨクラスに加え、強めのライトゲームロッドとしての位置づけとなる、ダイワ伝統の「ネライ調子」のロッドでお手頃な価格の
・ネライX M-210などです。
なかでも極鋭コンセプトゲームはチタン合金穂先「スーパーメタルトップ」搭載、この穂先でこの釣りができるメリットは大です！
また、ダイワのネライ調子のロッドはこの釣りにとても合っていて、コマセのアジ・鯛・イサキなど他の釣りものにもマッチします。
ネライＸはとてもお手頃価格なのに感度や操作性が良く、非常にオススメです！

レンコダイ、イトヨリ、カイワリ、大きなアオナなどなど色んな魚が続々と釣れるなか遂にアマダイも釣れました！
仕掛けは船長オススメのハリミツ「ショート甘鯛連子３本」のハリス６号。
下針のミミイカエサにヒットでした。ハリミツ「ショート甘鯛連子」は下針のみムツ針仕様でエサのミミイカちょん掛けでも保持具合良いようでした。
オキアミやエビなどもアマダイエサとして知られますが、ミミイカはある程度大きさがあって小型の外道対策になる様子だったほか、ハタ類や、宝生丸さんで釣れる大アマダイが好んで食っている様子でしたので、釣行の際はぜひ冷凍ミミイカ持参で下針に使っていただくのがおすすめです！

釣行当日は船中で５匹のアマダイがヒット！
特大サイズの神々しいアマダイも釣れていました。
そのほかイトヨリ、レンコダイ、カイワリ、オニカサゴ、ホウボウ、アオナ、マハタなどなど様々なゲストがたくさん釣れて、「次は何が釣れ上がってくるのだろうか」と掛かるたびに魚の引きを味わいながら釣りあげるのがとても楽しい五目釣りでした。

まだまだシーズン序盤でこれから５月頃まで楽しめる釣りものです。
キャスティング福岡店ではアマダイ五目にオススメのロッドや仕掛けをたくさんご用意しております。
仕掛け図もございますので釣行の準備などにぜひご利用ください。
めったにお目にかかれないような「夢の」特大アマダイほか、たくさんの種類の主役級の魚たちが釣れる！宝生丸さんのアマダイ五目釣りにぜひ釣行してみてください。

宝生丸さんへのアクセス
九州自動車道　福岡又は大宰府IC－八幡IC－北九州都市高速－大里ランプ－大里港
※約90km所要時間は時間帯により異なりますが、福岡市中心部から１時間ちょっとで行けます。
宝生丸　山崎船長　090-2084-6000