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みっぢかのよいかた 第13話
2023年6月22日鹿屋店
こんにちは。3度の飯よりお酒と女性が大好きな店長のサトウです。
早いもので第13話となりました「みっぢかのよいかた」
身内からも「みっぢかのよいかた」って何?とか「どーいう意味?」とか「誰が考えてるの?」なんて質問が今更ながら来ます。
心の中で「身内なら第1話から読み返せや( ゚Д゚)チッ」と思っても口には出さないワタクシ。
変態店長でもそこんトコはギリギリの線を見極めて上手に生きてるつもりであります笑
ではここらへんで一度おさらいすると みっぢか=みずいか(アオリイカ) の よいかた=集まり というわけで、アオリイカ関連のお話を皆で楽しもうではないか という内容となっております。
まぁ蓋を開ければ変態とクレイジーと食いしん坊が好き勝手にブログを書いているだけのお客様にとっては非常に迷惑なブログとなっておりますので世知辛いご時世、心身共に余裕がある方にご覧になって頂けると幸いです♪
さて、今日は
アオリイカの生態って知ってる( ゚Д゚)ha?
皆さんが愛するアオリイカですが生態はご存知ですか??
よく言われるのは「春は産卵で親イカの季節」「秋はその年に生まれた新子の季節」
又、「年魚」と言って1年以内に一生を終える魚とも言われますね!
※魚じゃねーよ!! というツッコみはナシですよ( ゚Д゚)
その為、昔は季節によって釣れるイカのサイズもハッキリと分れていましたが、最近は産卵のタイミングがズレているのか春でも新子サイズが釣れたり、初秋でもいいサイズが釣れたりと不思議な感じ。
「年中愛し合っている」というと聞こえはいいですが、もしかしたら水温の上昇だったり気候の変動が原因で本来の生態から変化してしまっているのかもしれません(ノД`)・゜・。
バツイチのワタシにも気候変動が訪れて年中愛し合う相手が出来たらいいのに…( ゚Д゚)チッ
そんなこんなでシーズン春の前半(*'▽')/
アオリイカは高水温が大好きで水温が30度くらいになっても元気いっぱいヾ(≧▽≦)ノ
ニュージーランドやフィリピンなんかの南の島でも釣られていますね♪
逆に低水温を嫌い、15度以下になるとエサを食べなくなって死んでしまうので晩秋から冬期にかけては水温が安定する深場へと移動します。
春になって徐々に水温が上がってくると産卵を意識し始めベイトと一緒に浅場へと移動を始めますが、産卵を意識する水温は17度以上から。
アオリイカの卵は水温が25度あれば1ヶ月ほどで孵化するみたいですね。
ちなみに最も活発にエサを追うのは20℃を超えたあたりからと水温に非常に敏感な生物だとわかります。
同じように塩分濃度や濁りなどの水質にも敏感で雨が降って環境が変化したりすると変化の少ない深場へと移動していきます。
ワタシと同じでとってもデリケートなんですね!(/ω\)イヤン
※水温に関してはみんな言う事が違うので今回は水産庁のHPを参考にしています。
シーズン前半はエサを追って回遊している個体が殆どで底べったりというよりも中層で回遊しているイメージ。
釣り座を選ぶときはワンドの中よりも潮通しが良く、比較的水深のある岬などがオススメ。
その釣り座が間違いなく回遊コースであればランガンせずじっくり粘ると定期的な回遊に当たり釣果が望めると思います。
この時期はエギを見た事のない新しい個体が多い為、激しめにシャクっても積極的にエギを追ってくれますし、ラトル入りのエギなんかも効果的。
なかなかのサイズが数釣り出来ていい思いをした方も多いのではないでしょうか。
イケイケのシーズン中盤(*'▽')/
水温が高くなるにつれて産卵を意識し始める為、パートナーを探し始める様になります。
釣り座としてはシーズン前半と同じような場所でも釣果は望めますが、カップリングすると産卵床を求める様になる為、新しく生まれてくる子供の為にも荒波の影響が少なく、エサが豊富で外敵から身を隠せる内湾の藻場へと移動していきます。
まだこの時は食欲もあり活発にエサを捕食するので幅広い釣場で釣果が望める季節。
春の中では数、型共に期待出来、初めてチャレンジされる方にも釣りやすい季節となります♪
但し、この後はカップリングしたアオリイカがイチャイチャし始める為、急に釣りづらくなったりもする季節でもあります。
リア充め( ゚Д゚)チッ
見極めが重要なシーズン後半(*'▽')/
まだまだエサを追って動き回る比較的小さな個体やパートナーを探して徘徊している独り者、パートナーを見つけてイチャイチャしている大型など様々。
狙いたくなるのはもちろん大型ですがこの時期になるとどうしても釣れる確率が下がってしまいますので自分の目的(食べるのが一番おいしいサイズを釣る、もしくは大型に拘るなど)に合う、割り切った釣りにした方が良いかと思われます。
ちなみにイチャイチャモードになったアオリイカはほとんど捕食しなくなる為、エギにも反応しなくなります。
動く範囲も狭くなり沈み気味に。
正直、こうなったイカは殆ど釣る事が出来ないと思っているワタクシ。
非常に神経質になっており、ラトル入りのエギはご法度。
フォール時の姿勢にブレがあったりしたら尚更抱いてきません。
おそらく水切り音も嫌ってるのではないかと。
こうなる前であればエギを底べったりで移動距離も短くゆっくり誘いをかけるといいサイズが釣れてくれたりするんですが…。
皆さんも見た事ありませんか? 漁港の中とか肉眼で見える所でイチャイチャしてるやつ。
見つけたこっちもちょっと興奮気味にエギ投げてんのに全く反応しないままイチャつき続けてるカップル。
ギャフで引っ掛けたくなりますよね~( ゚∀゚)アハハハハハハハハ ※注) あくまで「イカに」です。
冗談はさておき。
あんまりふざけてるとホントに怒られそうなので真面目にしよ(;'∀')
大隅半島に関してはシーズン序盤に佐多の西側(錦江湾側)から釣果が聞かれる様になり、その後段々と北上して近郊でも釣れるようになるイメージ。
特に錦江湾側はこのパターンが多く、季節と釣果が忠実に繰り返されている感じです。
なので3月~4月は佐多中心に攻めて回遊してくる大型を狙い、5月はそれに加えて古江、垂水、内之浦などの近郊の藻場エリアを攻めるのがおすすめ!
「今更言うな」という声が聞こえてきそうですけど参考にしてみてくださいね(*'▽')♪
気を付けるポイントは季節と釣り座、シャクリのスピード、幅、それと意外と注目されていない着底ステイの時間。 あと最近ちょっと話題になってるずる引きですかね。
ずる引きに関しては10年以上前から「やってる人はやっている」って感じだったんですけど、ワタシはシャクった直後にゆーっくりハンドル巻くか、横引きをして跳ねたエビが足をパタパタさせながらゆっくり前方にフォールしている様に見せて誘ってました。
あくまでショア用のエギを使ってどこでもやるので最近話題の「STR(ショアティップラン)」だとは思っていませんが( ゚Д゚)
まぁそんな感じで季節によって変化するイカの気分に合わせて誘いを使い分けてあげるともっと釣果が伸びるかもしれませんね!
食いが渋い時の引き出しの一つとして試してみて下さい♪
ま、毎回ですが「釣れる、釣れないは自己責任で」お願いします(笑)
ではまたー(*'▽')/
※「みっぢかのよいかた」に登場する商品や人物、物語はフィクションではありませんが、登場人物の趣味、性格、行動等は若干脚色されていますので錦江湾の様な寛大な心で拝読ください。
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