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八王子店 新潟県
2023年10月19日(木)
シロザケ | 75 - 80 cm | 合計 2 匹 |
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釣り場など | サケ有効利用調査 三面川 |
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釣行者 | スタッフ 小林 |
釣種 |
シロザケ
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ロッド | |
リール | |
ライン |
PE1.5号 + ナイロンリーダー25ポンド
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針 | |
ルアー | |
時間 |
7:00~13:00
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費用 |
5000 調査参加費用
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サケ資源有効利用調査②…
鮭のまち村上、三面川にて参加させていただきました。
サケとの文化、歴史の深いまち村上、三面川での釣り(調査参加)はサケ科魚類好きの私にとってとても価値を感じます。
1泊2日で訪れ、1日目もサケ調査に参加しましたが、メインは村上のまち、鮭文化を知ること。でしたので散策がメインの日としました。歴史、文化を学んでからその地で釣りをするというのはより価値を感じ、深い楽しみを私は感じました。
さて、2日目のサケ調査、釣りについて記載致します。
背景として、サケを釣ることは本州では禁止されており、そのためサケ遡上の調査を行う調査員募集があったタイミングで応募し、当選、漁協様の指示に従い決められた日にのみ参加できます。サケを獲る方法が釣りということになります。
サケ有効利用調査は全国で複数河川で行われております、どちらも事前の申し込みが必要で、当選日当日に決められた場所に集合し受付、誓約書等を記載し特別採捕許可証などを受け取り参加します。
(今年の申し込みはどの河川も終了しておりますので今からですと来年の応募となります。)
今年は北陸河川のサケ遡上が過去にみないほど遅れているとのことで、釣果も厳しい日が続いていると聞いていました。しかし、私が訪れたタイミングは運よくチャンスタイムのある日、サケの遡上や反応がある日となりました。
サケの遡上が例年通りあり、ある程度群れが入っていれば、スタートと同時がだいたいチャンスタイムとなるのですが、今年は数がまとまっておらず疎らなためかスタート同時の反応はなし。1時間くらいは沈黙が続きましたが河口付近ともあり潮の満ち引きで河川の流れに変化がでます。釣り人の勘というのはなかなかなものだな…と思ってしまったのですが「少し流れが変わっていい感じになってきたなぁ…」と感じるタイミングでサケが水面に背を出しました。のぼってきたのか、定位していた個体が動き始めたのかはわかりませんが、生命感がでてきました。「喰うならこのタイミングかな…」とスプーンを丁寧に流していると、流れる大木がルアーにぶつかるかのようなサケのアタリがでました。掛かった!!
少し首を振ったのち、流れ下りながら回転するとダッシュがはじまります。しかもいいサイズ!!
ドラグは緩め、突然走りだす猛ダッシュに備えます。サケは寄ってきても急なダッシュがあります。ドラグが強いと太い糸であろうと切れることがあります。
パワーファイトはせず、だましだまし寄せるようにファイト。キャッチすることができました。
太いオスのサケ。海から上がってきて時間がたってない個体と感じます。銀色が強く、引きはダッシュが多く強い。サケは遡上したての個体のファイトはダッシュが凄まじく強烈な傾向があり海近くの河川の醍醐味です。さらに運よくこのサケがこの日最大クラスのサケとなりました。しかし、まだまだこのサイズに収まらない個体もこの川にはのぼってきます。オクと呼ばれる大型個体の群れもこれからのぼって来てくれるでしょう。