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【アユ】友釣り

  • ルアー
  • 食べて美味しい
  • 淡水(河川・湖沼)

縄張り意識を利用した独特の釣法

【アユ】
アユはスイカのようないい香り・キュウリのような香りがすることから香魚(こうぎょ)や1年で一生を終えることから年魚とも呼ばれます。食べ方は塩焼きがベスト♪他には天ぷらや甘露煮などがオススメです。

※釣期はエリアによって異なりますので、釣行前に必ず現地の情報をご確認ください

★料理★

アユの塩焼き

アユの大葉巻き天ぷら

アユの甘露煮

必要となる道具

【フィッシングベスト】
ポケットが多く付き、必要な小物類をコンパクトに纏める必需品。

【スリムウェーダー】
川の中に立ち込むことが前提のため保温効果が高く水中の抵抗が小さい。

【鮎玉網】
39cmナイロン製がオススメ。ハリがかりしにくく水切れもよい。

【オトリ缶】
オトリ屋で買った鮎を入れたり移動する時に鮎を入れて運搬する。

【偏光グラス】
水面のギラツキを軽減し、魚や石が見やすく、視認性も向上。

【鮎ベルト】
曳き舟やオモリポーチ、ボトルホルダーを着けたり玉網を差して使います。

【曳き舟】
釣り開始時に買ったオトリを入れる。鮎が釣れたら釣った鮎とオトリ交換。

【ボトルホルダー】
ペットボトル飲料を携帯するもの。保冷能力のあるものだとさらに快適。

【その他】
仕掛巻 ・張替仕掛 ・ハリ ・ハサミ ・ショートレインウェア ・グローブ ・帽子 ・クーラー ・保冷剤(氷) ・飲み物 ・軽食 など

※夏場はスリムウェーダーの代わりに鮎タビ+鮎タイツのスタイルもオススメ

基本タックル

【ロッド】
鮎竿 9~9.5m
【ハナカン】
ワンタッチハナカン 7mm
【天井糸】
ナイロン0.8号 4~4.5m
【水中糸】
ナイロン 0.25~0.3号 5m前後
【針】
3本イカリ、4本イカリ 7号
【中ハリス】
フロロカーボン 1号 30~40cm

アユ釣りのポイント

【チャラ瀬】
浅くてサラサラと波立つ程度のゆるい瀬。

【瀬】
チャラ瀬より水深があり石や岩が多く、流れが速い。

【トロ場】
深みがあり波が立たず、ゆるやかに流れている。

【川岸のヘチ】
いきなり川へ立ち込まずにヘチから攻めて行こう。

【ワンポイント】

苔を食べて鮎は育つ。つまりそこがポイント。 苔は下記の順で付く。ポイント選びの参考にしよう。

①沈み石があり、浅いトロ場の縁
②流れの緩い瀬の縁(瀬頭、瀬尻などの縁)
③流れの強い中瀬、荒瀬
④水深のある、底石のある淵など

ハミ跡とは鮎が石についた苔を削り取って食べた跡のこと。 ハミ跡の大小や多い少ないで、そのポイントの鮎の大きさや 数を知る目安になる 。

【オトリの泳がせ方】
竿と水面の角度を30°程度にして、しばらくオトリを1箇所で泳がせる。川底で元気に泳いでいるのが理想的な状態だ。サオを寝かせると、オトリを底へ沈ませやすい。糸を張りすぎるとオトリが浮いてしまうが、緩め過ぎると仕掛けが絡むなどトラブルの原因になり、ほどよい状態を保つのがポイントだ。 5分以上アタリがなければ次のスポットへ。いったんオトリを引き上げて再度送り出してもいいし、サオでオトリを引いて別の場所に移動させてもいいだろう。

【取り込み方】
慣れたら引き抜きという技を覚えるべきだが、まずは引き寄せて取り込む方法をマスターしよう。この方法は大きな鮎が掛かった際にも有効だ。
①鮎が掛かってもすぐに竿は立てない。竿の角度を保って耐えていると、鮎は下流へカーブを描きながら手前に近づいてくる(A→B)。
②立ち位置を変えないまま竿先をゆっくりと上流側に向けると、鮎が足元に寄ってくる。最後はオトリ鮎ごとタモ網へ誘導してキャッチしよう。

※安全のため救命具・滑止履物・帽子・偏光グラスを着用の上、釣りを楽しみましょう。
※釣行の際は事前に最新の現地の情報をご確認の上、お出掛けください。