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Zeeee!からのお知らせ

新企画@~制作部から~第一弾

2023年5月19日(金) 

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Zeeee!プロダクトの秘密を紹介する新企画スタート!

Zeeee!スタッフよしだです
さて、突然始まった新企画。~制作部から~第一弾です
我々の製品にまつある秘密を紹介していく企画となっています。


※いずれ、本社内に”本物の”制作室を作ることが目標です。だから…沢山買ってください!笑

第一弾!Zeeee!製品内部構造の秘密

我々の処女作となった、サーフェイスコントローラー118F。
圧倒的な飛距離とともに評価されることの多い、ウェイトの戻りの良さやそのフィーリング。

独特なウェイトルームの角度や重心バランスで実現されているのですが、じつは秘密がもう一つ…

まず、ルアー製造の事情から。
ご存じかもしれませんが、ルアーはプラモデルのようにバラバラになったパーツを組み立てることで制作されます。この時のボディーは接着されることで左右ボディが合体します。※接着というよりは専用溶剤による溶着ですが
最近のガンプラしか触らない方はイメージが湧かないかもしれませんが、プラモデルのパーツを接着剤で固定すると接着剤がはみ出した”バリ”が発生します。

ルアーの断面図。点線が合わせ目、赤がバリになります。

このバリは工程上仕方のないもので、どうしても発生します。
基本的にはあまり性能に影響のない物ですが、一部悪影響を及ぼす箇所があります。
それが…

ウェイトルーム

赤がバリで、黒丸がウェイト

昨今のルアーでは、低重心化のためウェイトルームをなるべく下に設計することが多いのですが、この時ウェイトが可動する空間(ウェイトルーム)内にバリがはみ出してしまう事があります。
このバリによってウェイトの動きが阻害され、ウェイト戻りの悪さに繋がります。(キャスト時はかなりの速さと衝撃なので大体、ウェイトが最後方へ移動できます)
コレがいわゆる”ルアーの個体差akaハズレ個体とアタリ個体”の正体。

可能な限り低重心化した上で、個体差を無くし、圧倒的な使用感の良さ(みんな、ルアー振ってウェイトカチャカチャするでしょ?笑)を追求する為採用されているのが…

ウェイトルームのミゾ

非常に分かりにくいのですが、ウェイトルームのお腹側に溝が彫られています。
これによって製造時に発生したバリを躱し、ウェイトのスムーズな可動を実現!

こんな感じ。SUISUIです

既に、サーフェイスコントローラーに搭載済。次回作にももちろん採用です

クリアカラーをよーく見ると確認できるかも!
使用感の良さや個体差の少なさが自慢です♪

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ルアー釣り風景