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サーフェイスコントローラー118F誕生秘話③~動け!動けよ!!~

2022年9月20日(火) 吉田

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Zeeee!スタッフよしだです。
さて、苦戦必至のプロト。はたしてどうなっていくのか!

1stプロトの問題点は以下の通り
・飛ばない(不安定)
・リトリーブでのアクションが出にくい
・ウェイトの戻りが悪い

大きなところはこの3つ。
しかし、外部から調整できる範囲は限られる。
まず、出来る事としてフックセッティングの変更とウェイトチューンを試行してみた。

当初はフロントフックを大きくしつつ、フロントへ追加ウェイトを貼ることで頭の入りを向上させ、ウェイトの戻りの改善と、アクションの発生率を上げようと試した。

しかし、これでは更にバランスが崩れ、飛行姿勢が悪くなり飛距離ダウン。
アクションもさらに出にくくなってしまった。

そして…しっかり沈んでしまうw

見付けたベストバランス

ルアー作りを行う上でしっかり考えなければならないのが、製造することが出来るのか。というシンプルなもの

内部構造的に不可能な位置にウェイトを足すことは出来ないので、構造上余裕のあるポイントを探し、その中でアタリとなる場所を見つけ、ベストなウェイトを検討していく。

ひたすら投げる→アクションチェック→ウェイト変更→投げる→アクションチェック…を黙々と続ける。

昼過ぎからスタートした作業は夕方までかかっても終わらず、翌日の出勤前の早朝へと持ち越した。

フロントの重量UPでは全く上手くいかなかったので、あえて後方の重心UPを狙う。
それが上の画像。後方のウェイトUPを行ったところ、飛距離、アクションのすべてが一発で解消!

これには正直、非常に驚いた
後方ウェイトUPは飛距離向上に繋がっても、アクションは抑える方向になると考えていたからだ。

製品版にも実装された小さなウェイト。これがキモだった

次回予告

奇跡的にベストなバランスを発見。
しかし、釣れるのかどうか。これは魚に聞くしかない

早朝からルアーテストを行い、そのまま出勤。朝から夜まで働き、いよいよフィールドへ!

次回・サーフェイスコントローラー118F誕生秘話④
「いつ寝たっけ??」
ぜひ次回もお付き合いください!

Be continue…

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ルアー釣り風景