福岡店

冷蔵庫で誰でも簡単に一夜干しが作れる「ピチット一夜干しシート」でタチウオの一夜干しを作ってみました。まずは一夜干しシートと魚を準備します。

一般的な一夜干しの場合、開いた魚を濃度１０％程度の塩水に２０分程度浸けます。
ピチット一夜干しシートで自分で作る一夜干しは、塩分を自分で調整できるのが大きなメリットです。
塩分控えめのヘルシーな一夜干しの場合は上記より控えめな塩分でお試しください。

塩水に浸け終わったらキッチンペーパーなどでよく水気を拭き取り、ピチット一夜干しシートのうえに魚を置きます。
※ピチットシートにウラ・オモテはありません。
※魚が大きいときは「特大サイズ」（50×35cm）をご利用ください。

ピチットシートがピチッと魚に密着するように折りたたみ魚を包みます。

ピチットシートは、目に見えない穴の開いた２枚の特殊な食品用半透膜フィルムの間に、食品の水あめ成分と海草成分が挟まっています。
この成分の「浸透圧」のパワーで、魚から余分な水分や臭みだけを抜き取り、旨みは残してギュっと凝縮させる仕組みです。
旨みが凝縮されたピチット製の一夜干しは魚の味もひときわ濃くなりますので、塩分控えめでも全然ＯＫ。
ヘルシーで健康的な美味しい一夜干しが簡単に作れます。

ピチッと包んだら、あとは冷蔵庫で１２時間ほど置いておくと、美味しい一夜干しの完成となります。

１２時間置いたピチットタチウオからシートを剥がします。
浸透圧パワーはなかなか激しく、シートが魚にピチッと張りついていますのでゆっくり丁寧に剥がします。

剥がしたシートをぶらんとさせると吸収された水分がこんなにもシート内に溜まっていました。

ピチットタチウオの一夜干しを焼いてみると、脂はジュワジュワとしっかり残っていてあわ立ちながら焼け、普通の塩焼きよりもタチウオの味と香りは凝縮されていてしっかり濃くなっていました。
身はふっくら感を残しながらも一夜干しらしくしまっていて、むしろ箸で身がしっかり取れて食べやすい感じです。
一夜干しらしいカリッと感もあって、ごはんがすすむ美味しい一夜干しができました。
ピチットシートは余計な水分を抜き取るので、短時間で焼ける、煙が少ない、網にこびりつきにくい、などなど調理面でのメリットもたくさんあります。

タチウオに限らず、いろんな魚で美味しい一夜干しが冷蔵庫で簡単に作れてしまう魔法のシートです。
魚釣りに行くときには、仕掛けや道具と一緒にぜひこのシートも準備して、一夜干しをお試しください。

魚をお刺身で食べたい！という方にはお刺身用のピチットシートもございます。
お刺身の場合はこのシートで包んで１５分～２時間冷蔵庫に保管すると、高級すし店で下処理をしたかのような仕上がりとなり、余計な臭みも抜けて味も抜群、切っても角が立つので盛り付けも綺麗にできるというメリットがあります。
また、たくさん釣れて冷凍保存する際も、ピチットシートで包んで冷凍すると、凍結時の組織破壊を抑制し、霜もつかず冷凍やけも抑えることが出来ます。解凍時もドリップを吸収しながら解凍できるので美味しく解凍できます。
魚釣りのおともにぜひピチットシートを使ってみてください。

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